わが家の天使さま

わが家の天使さま

2008-05-08

「やさしい花」



実家へ帰るたびに、少しは自分の部屋を整理しようと思うのですが
やり始めると、いろいろとなつかしいものが出てきて、またそれを
広げてしまい、ちっとも進まないのです。

アネモネの写真。。
今回もこんなものを見つけました。
これは20代の頃、ひとり暮らしをしていた私が風邪をひいた時に
看病に来てくれたお友達がお見舞いにと持ってきてくれたお花を
私が撮ったものですが、フレームの後ろに走り書きしたメモが
はさんでありました。

当時の私が書いたもので、「やさしい花」と題して詩のような
文章が書いてありました。(お恥ずかし。。)

「今日はMちゃんの手厚い看病が心にしみた1日でした..」と始まり、
熱にうなされ一睡もできずに長い長い一夜を過ごしたこと。
朝が来るのを待ってMちゃんに電話をしたら、用事があったはず
なのに、そちらをキャンセルしてすぐに飛んで来てくれたこと。
風邪をひいたこともなかった私は体温計も持っていなくて
体温計をはじめ、飲み物やいろいろなものを買ってきてくれた
こと。背中などのマッサージをしてもらったこと。
作ってもらった鍋焼きうどんの美味しかったこと。ゴミまで
捨てていってくれたこと。などなど。
最後に「Mちゃんが買って来てくれたアネモネが大きく大きく
開き、美しく咲いています。」で終わっていました。

ずっと忘れていましたが、こんなこともあったなぁ。。と、
あまりのなつかしさで涙がこぼれてしまいました。

あのときは、インフルエンザにかかり熱が42度にもあがったの
でした。トイレに行くのもやっとというぐらい体が動かなくなって
しまって、そんなときに心にしみた‘温かな友情’でした。

すっかりご無沙汰のMちゃん、元気にしてるかな?

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